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大君

貴人の長女の尊称。 二女は「中の君」, 以下「三の君」「四の君」などといった。

大臣

「だいじん(大臣){(2)}」に同じ。 「誉田天皇, ~武内宿禰を喚して/日本書紀(仁徳訓)」

大い

〔「おおき(なり)」の転〕 (1)形状の大きなさま。 「なえたる衣どもの厚肥えたる, ~なる籠にうちかけて/源氏(帚木)」 (2)程度のはなはだしいさま。 「とうりう寺に上野(カンズケ)のみ子の~なるわざし給ふなるを/宇津保(藤原君)」 〔現在では, 連体形「大いなる」と連用形「大いに」とが用いられる。 → おおいなる・おおいに〕

大

〔「おほき」の転〕 名詞に付く。 (1)同じ官職・位階のうち, 上位であることを表す。 「~まうちぎみ(大臣)」「~みつのくらゐ(正三位)」 (2)年長の人であることを表す。 「~ぎみ(大君)」「~ご(大御)」

多い

(1)物の数や量がたくさんある。 豊富だ。 「人口が~・い」「最近交通事故が~・い」 (2)一定の分量の中で占める割合が大である。 大半だ。 「~・くは誤解による中傷だ」「~・くの人はそう思っている」 (3)数量・度数が相対的に大である。 「彼の方が給料が~・い」 ⇔ すくない 〔古く「おほし」は「多」「大」の両方の意味を表したが, 後に「多し」と「大きなり」に分化した。 平安時代の和文では, 終止形「多かり」, 連体形「多かる」, 已然形「多かれ」が用いられ, 漢文訓読では, 「多し」「多き」「多けれ」が用いられた〕 ﹛派生﹜~さ(名)

甥

自分の兄弟姉妹の生んだ男子。 ⇔ 姪 「叔父~の間柄」

庵

(1)草木や竹で作った仮の小屋。 いおり。 「春霞たなびく田居に~つきて/万葉2250」 (2)仮の住まい。 いおり。 「我が~は宮このたつみしかぞ住む/古今(雑下)」

五百

(1)五百。 (2)数多いこと。 「今夜(コヨイ)の長さ~夜継ぎこそ/万葉 985」

笈

〔動詞「負う」の連用形「負い」の意から〕 修験者(シユゲンジヤ)・行脚(アンギヤ)僧が仏具・衣類などを入れて背に負う, 脚・開き戸のついた箱。 きゅう。

負

〔動詞「負う」の連用形「負い」の意から〕 修験者(シユゲンジヤ)・行脚(アンギヤ)僧が仏具・衣類などを入れて背に負う, 脚・開き戸のついた箱。 きゅう。

魚

さかな。 うお。 「白き鳥の…水のうへに遊びつつ~をくふ/伊勢 9」

老い

(1)老いること。 「~を感じさせない人」 (2)年をとった人。 としより。 「~も若きも」 <i>~を養・う</i> 年とったからだをいたわって, 静養する。 「白頭の雪は積もれども, ~・ふ滝川の/謡曲・養老」

廬

(1)草木や竹で作った仮の小屋。 いおり。 「春霞たなびく田居に~つきて/万葉2250」 (2)仮の住まい。 いおり。 「我が~は宮このたつみしかぞ住む/古今(雑下)」

異音

〔allophone〕 構造言語学における音韻論の術語。 同一音素に属する様々な音声学的実現を指す。 例えばザ行子音は「ざる」のように語頭では破擦音 [dz] だが, 非語頭では「ひざ」のように摩擦音 [z] になる傾向がある。 この場合に [dz] と [z] を, 同一音素 /z/ に属する異音であるという。

恩威

思いやりと厳しさ。 恩恵と威光。 「信賞必罰~行はれざる所なく/学問ノススメ(諭吉)」

大臣

大和朝廷における国政の最高官の一。 臣(オミ)を姓(カバネ)とする豪族の最有力者で, 大連(オオムラジ)とともに国政に参画。 葛城(カツラギ)・平群(ヘグリ)・巨勢(コセ)・蘇我(ソガ)の諸氏が任ぜられたが, 六世紀半ば以後は蘇我氏が独占した。 大化の改新後廃止され, 代わって左右大臣が置かれた。 おおみ。 おおまえつぎみ。 → 大連

大御

年長の女性を敬っていう語。 「かのふなゑひの淡路の島の~/土左」

大石

(1)大きな石。 岩。 (2)囲碁で, 大きな一団をなしている石群。

大石

姓氏の一。

大貝

漢字の旁(ツクリ)の一。 「領」「順」「項」などの字の右側の「頁」の部分。 人の頭部の状態・名称などを表す文字を作る。 いちのかい。 〔「貝」と区別するための俗称〕 → 貝偏